【よみもの】GPラインの魅力

WEB担当の中澤です。

あらためて、エルベシャプリエを代表する”GP”ラインについてお話させてください。

【生地のお話 ~コーテッドキャンバス~】
GPラインで使われている肉厚な素材は、一見、「革」に見えます。
実際は、コットン地を樹脂でコーティングした「コーテッドキャンバス」です。

「革に見せる」ためにこの素材を取り入れたわけではありません。
少し時代はさかのぼり、19世紀のこと。
交通機関の飛躍的な発達により、富裕層の間でトラベルの需要が高まりました。
トラベルバッグには、軽さ、耐久性などの機能性と見た目の美しさの両方が求められました。
そのために開発された素材が、「コーテッドキャンバス」です。

見た目が美しく、軽く、そして雨や汚れなどに強い。
2005年、エルベシャプリエは、この素材を選び、小石の模様を施してオリジナル生地を作りました。
その生地から生まれたのが、GP(Pebbled Grain Coated Canvas)ライン。
これまでの定番商品のシンプルなデザインを引き継ぎつつ、
エレガントさが加わったエルベシャプリエを代表するラインです。

【ボタンとポケットのお話】
GPラインにはシルバーのボタンがついていますが、
留めずに使うとふんわりして、優しい雰囲気になります。
「留めない時が一番美しく見える」というデザイナー自身の言葉もあります。

バッグの中はとてもシンプルです。
ポケットは一つだけ。仕切りなどはありません。
その人のやり方で、中身を整えられる自由さがあります。

【空気感のお話】
ころんとしたかわいい形は、堅苦しさのない柔らかな雰囲気を作り出し、
しっかりとした生地とたっぷりの容量は、実用面でも力を発揮します。

いくつもの魅力がミックスされたバッグは、使った時に一番いきいきした表情を見せ、
様々なシーンや服装に違和感なくなじみ、持つ人の雰囲気を引き立てます。
スタッフのコーディネート写真をぜひご覧いただければと思います。

自分らしくありたい、リラックスして人生を楽しみたい、
意志を持ちながらも、人に優しくありたい。
そう願う人の人生のワンシーンに、このバッグが寄り添うことができれば、
こんなに嬉しいことはありません。

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